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インサイドセールスとは?立ち上げ手順・SDR/BDRの違い・費用構造を解説

リーカク!編集部2026/06/12 公開
インサイドセールスとは?立ち上げ手順・SDR/BDRの違い・費用構造を解説

インサイドセールスとは?フィールドセールスとの違い

インサイドセールス とは 立ち上げを検討する前に、まず定義を整理しておこう。インサイドセールスとは、電話・メール・ビデオ会議などの非対面チャネルを使って見込み顧客と商談を進める営業手法だ。フィールドセールス(訪問営業)が対面でクロージングまで担うのに対し、インサイドセールスはリードの初期接触からナーチャリング・商談設定までを非対面で効率的にこなす。

SaaS・IT・HRTech分野では「マーケティング→インサイドセールス→フィールドセールス」という三段階の分業が標準的になっており、移動コスト削減と対応件数の最大化を両立できる点が最大の強みだ。

テレマーケティング・インサイドセールス代行の一覧

SDR(反響型)とBDR(新規開拓型)の役割分担

インサイドセールスの体制設計で最初に押さえるべきはSDR BDR 違いだ。

SDR(Sales Development Representative)

SDRはインバウンドリード―Webからの問い合わせや資料ダウンロードなど、すでに自社に興味を示した見込み客―を受け取り、初回ヒアリングを経てフィールドセールスに引き渡す役割だ。マーケティングとの連携が密で、MQL(Marketing Qualified Lead)の定義を事前にすり合わせておく必要がある。素早いレスポンスとヒアリング精度が求められる。

BDR(Business Development Representative)

BDRは自社から能動的にターゲット企業へアプローチし、新規商談を創出するアウトバウンド担当だ。リスト精査・コール・メール送付など新規開拓の上流工程を担う。業界知識や営業経験が必要で難易度は高いが、新規市場やエンタープライズ開拓ではBDRが先行してパイプラインを構築する。

立ち上げ初期に人員が少ない場合はSDRとBDRを兼任することも現実的だが、スケールに応じて役割を分離させていくことを念頭に置いて設計しよう。

立ち上げの基本ステップとチーム編成

インサイドセールス 立ち上げ 手順はおおよそ以下5ステップで整理できる。

  1. 目的とターゲットの定義 ― SDR型かBDR型か、担当ファネルを決める
  2. ツール・データ基盤の整備 ― CRM(SalesforceやHubSpot等)・架電ツール・MAを揃え、活動ログを蓄積できる状態にする
  3. トークスクリプトの作成とテスト ― 初期スクリプトは完璧を目指さず、週次で改訂するサイクルを最初から組み込む
  4. フィールドセールスとの引き渡しルール整備 ― SQL定義と引き渡し基準を明文化し、摩擦を防ぐ
  5. KPI設定とPDCAサイクルの確立 ― 活動量・変換率・成果の三層でKPIを設計し、週次レポートで回す

チームサイズは専任1〜2名+兼任マネージャーから始めることが多い。インサイドセールスとフィールドセールスは兼任させず、ロールを分けて定義することが初期データ蓄積の精度を高める。

KPI設計とトークスクリプト・CRM連携

インサイドセールス KPIは三層で設計するのが基本だ。

  • 活動量:コール数・メール送信数・LinkedIn接触数
  • 変換率:コール応答率・アポ獲得率(コール数÷アポ数)・MQL→SQL転換率
  • 成果:月次商談設定数・パイプライン創出金額

BtoBの電話アポ獲得率はアプローチ対象により幅があるが、SORAプロジェクトは平均アポ率4.6%(業界水準の約3倍)を公開しており、代行検討時のベンチマークになる。

CRM連携で重要なのは「どのリードが何回コールされ、どんな理由でアポになったかならなかったか」というデータを構造化して蓄積することだ。このデータがスクリプト改善とターゲット精度向上の燃料になる。CTI連携やメールトラッキングで自動ログ化し、手入力依存を早期から減らしたい。

内製と代行の費用構造の比較

インサイドセールスの立ち上げ方法は「内製」と「代行(アウトソーシング)」の2択だ。費用・スピード・ノウハウ蓄積の三軸で判断する。

内製

人件費が主なコストで、担当者1名あたりのランニングコストはツール費用(CRM・架電ツール等)を合わせると月40〜70万円程度になることが多い。採用・教育コストが初期にかかるが、ノウハウが社内に蓄積され長期的にコストが逓減する。

代行

多くのサービスは固定報酬型または成果報酬型(アポ単価課金)を採用している。今回紹介する5社はいずれも料金は要問い合わせだが、立ち上げスピードと即戦力性が最大の利点だ。SORAプロジェクトは最短10日でコール開始が可能で、採用リスクなしに早期の市場検証ができる。代行を使う場合でも、活動データとナレッジが自社に残る仕組みを契約前に確認しておくことが重要だ。

代行を使うべきケースと選定ポイント

以下のような場合に代行が特に有効だ。

  • 社内にインサイドセールスのノウハウが不足していて、立ち上げに時間をかけられない
  • 特定市場への新規開拓を短期間でテストしたい
  • 採用が難しく、専任担当をすぐに確保できない
  • 既存の営業リソースをフィールドセールスのクロージングに集中させたい

選定のポイントは業種・商材との相性だ。SaaS・IT特化の支援実績が250社以上のBALES(スマートキャンプ)や、自社開発ツール×確立された育成体制でアウトバウンド開拓に強いDORIRUは、SaaS企業に即戦力になりやすい。戦略設計・IBM Watson搭載AI「SAIN」によるリアルタイム会話支援・内製化支援まで一気通貫ならブリッジインターナショナルが候補に挙がる。アポ設定から非対面クロージングまで委ねたい場合は累計1,100社超の実績を持つコンフィデンスが適している。

立ち上げ後にKPIを達成できているかを判断するには、代行先との週次定例と活動データの共有が欠かせない。成果報酬型はリスクが低く見えるが、代行会社がアポを取りやすいターゲットに偏りやすいため注意したい。

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